2013/08/03

小石川植物園に行ってきました

さる2013年7月14日、小石川植物園に行ってきました。

小石川植物園は、東京大学大学院理学系研究科の附属施設であります。
小石川植物園
最寄り駅は、東京メトロ丸ノ内線・茗荷谷駅、あるいは都営三田線・白山駅。わたしは茗荷谷駅から行きましたが、そこそこ歩きました。公式サイトによると徒歩15分とのこと。茗荷谷駅から行く場合、初めにたどり着くのは裏門で、そこから、植物園に沿って正門まで行かなくてはなりません。

入場券はなぜか向かいのたばこ屋さんで買います。正門の柱はこんな感じ。
小石川植物園

植物園、ということで、高木、低木、他さまざまな植物が植えられています。例えばこんな風景。主に樹木だけでもこんなにいろいろな植物が。見たことのないようなのもいっぱい。
小石川植物園

歴史的な植物もありました。これは「メンデルの葡萄」。遺伝の「メンデルの法則」で有名な、メンデル氏が実験に用いた葡萄が株分けされたものだそうです。
小石川植物園
こちらは「ニュートンのリンゴ」。あの万有引力でおなじみのニュートンが、リンゴの実が木から落ちたのを見て、万有引力の法則を見つけた、という話がありますが、これはそのニュートンの生まれた家にあったリンゴの木が株分けされたものだそうです。
小石川植物園

こちらは「薬園保存園」に植えられていた、ジギタリス。強心剤として有名です。
小石川植物園
「薬園保存園」にはこの他にもたくさんの薬草が植えられています。徳川幕府の薬園だったことを記念して作られているということで、わたしがアロマテラピーで知っているような西洋のハーブはありませんでした。日本のものがほとんどなのかな、と思います。

そして、すごかったのがこの公開温室。
小石川植物園
小笠原諸島にしか見られないような珍しい植物などを展示していて、食虫植物でおなじみのウツボカズラをはじめ、奇妙な姿かたちの植物がたくさん見られるのです。
貴重なものばかりのようですし、撮影していいか分からなかったので、
植物多様性の保全 - 小石川植物園
に写真が一部載っているので、ぜひ見てみてください。

それにしても、見学者もあまりいなくて、静かに過ごすことができました。「薬園保存園」の近くには売店があって、そこでくつろいでいる人もいました。それから、カメラを持っている人もよく見ました。
旧小石川養生所の井戸の近くの林でのビデオ。静けさをぜひ感じてください。

小石川植物園 旧小石川養生所の井戸付近 from Hilo on Vimeo.


とはいえ、どうやらソメイヨシノも多いようで、隠れたお花見スポットとして、その時期にはにぎわうのかもしれません。

さて、見学を終わりにして、正門の方に戻っていくと、ヒマラヤ杉を見つけました。
小石川植物園

わたしが見たのは全体の半分くらいだったようなのですが、残念ながらわたしが関心があるアロマテラピーに利用するような植物を見ることはできませんでした。
ただ、この他にもいろいろな植物が見られるし、売店もあったりして、気軽に楽しめる雰囲気なので、ぜひ訪れてみてはどうでしょうか。

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