できてからずっと気になっていたのですが、上映開始時刻が遅くて、なかなかチャンスがなくて、やっと見に行くことができました。
アロマテラピーとプラネタリウム、という組み合わせは、
さいたま市宇宙劇場「アロマテラピー in プラネタリウム」感想
さいたま市宇宙劇場「アロマテラピー in プラネタリウム」(2011/10/29、ラベ ンダー)感想
アロマテラピー in プラネタリウム @ さいたま宇宙劇場 (2012/08/25) 感想
といった記事で過去にも紹介してきました。
しかし、今回は「天空」は、東京スカイツリーの開業と同時にオープンした最新のプラネタリウム。しかも日本を代表するプラネタリウムである池袋サンシャインの「満天」と同じコニカミノルタプラネタリウムの直営館です。
そして、その中でもやはり、アロマテラピーと組み合わせた「ヒーリングプラネタリウム」はぜひ見たかったのですが、20時と21時の回しか上映されていないので、なかなか見に行くことができずにいました。
2月2日(土)にやっと時間ができたので、見に行ってきました。
今回見た番組は、
「星と海に抱かれて アジアンヒーリング」 - プラネタリウム“天空” | コニカミノルタ
です。
わたしが見る予定の上映回は20時開始でしたが、1時間以上前にチケットを先に購入。
開演時間まで、下の階のフードコードで夕食として讃岐うどんを食べて、
開演の20時より少し前にもう一度「天空」に戻ります。
プラネタリウムの中に入ると、思ったよりも小さな投影機、そして椅子はプラスチックですが、やわらかめの素材なので体に負担はかからないように思えます。リクライニングはしますがロック機構がないので、体を起こせば背もたれもそのまま起き上がってきます。要するにリクライニングで見るのが基本、ということでしょう。
プラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン | コニカミノルタ
に施設の説明があります。
上映が始まりました。
本編の前には、いろいろな宣伝の映像が流れるのですが、まず驚いたのが、大迫力の3D映像!さすが、日本を代表するプラネタリウムは違います。
本編は、インドネシアあたりの南国で夜空を眺めているという設定で、クリス智子さんのナレーションによる語りで進んでいきます。
星にまつわる習慣や言い伝え、作品中盤では民話を影絵で紹介していました。
プラネタリウムらしく、星座の説明もありました。インドネシアあたりでしか見られない、南十字星などが登場しました。
そして、これに、ガムランによる音楽、ところどころでの幻想的な映像、そしてそれに合わせたアロマの香りが組み合わされていきます。
これだけの広さなので、香りはどういうふうに感じられるのか、すぐに薄くなってわからなくなってしまうのではないか、と思っていました。
しかし、そのようなことはなく、はっきりと感じられました。その上、香りの強さもちょうどよかったです。
わたしの席の近くで、送風機の大きな音がしたので、それで香りを広げているのだろうと思います。
さて、終わって思ったこと。
癒される、というよりは、ほどける、といった感じ。
アロマテラピーという観点からは、単に香りを用いて、それで癒し、ということではなく、他の感覚にも総合的にはたらきかけていくことで、ほんとうの癒しになるのだな、と思いました。
こんな素敵な空間と時間を作り上げてくれている方々のインタビューを、
“天空”の舞台裏 - プラネタリウム“天空” | コニカミノルタ
で読むことができます。